遮光ロールスクリーン上部の光漏れ対策

他店で取付けたロールスクリーンですが、光漏れが気になるとご相談を受けました。

ベッド真横の窓に、遮光ロールスクリーンを付けたのですが、上部からの光漏れで、安眠出来ないとのことでした。

ロールスクリーンの天付けは隙間ができる

訪問すると、
窓上部が天井面とつながる形状の窓に、ロールスクリーンは天付けで取り付けています。
レールとロールの隙間から、ふんだんに光が入ってきています。

天付けすると、ロールスクリーンの構造状どうしても隙間が生じてしまいます。

before(訪問時)

ロールスクリーン天付け

遮光生地でバランスの取付

この隙間を覆う方法をいくつか考えまして、

メーカーから発売されている「ウッドバランス」と「遮光生地でバランス」の2通りを先ず思いました。
調べるとウッドバランスは天付け金具が4cmと大きく(部屋の方へ出っ張る)ので、隙間を生じてしまいます。

今回は、当店オリジナルで「遮光生地でバランス」を提案しました。

遮光生地バランス製作と取付方法

ロール部(生地巻き)を覆う7cm丈の遮光生地を、フラットのバランス(一枚の垂れ幕)仕立てにします。
生地寄れを少なくするため、生地を2重にして厚みを持たせました。
吊り元にマジックを縫い付けています。

上飾り用のレールを天井面に天付して、そこに取り付けました。

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取り付けのポイントは、レールをロールスクリーンに出来るだけ近く(際)に付けることです。

上飾り用のレール(ニューバランスレール)の天付けシングルブラケットを使用して、ロールスクリーンのセットフレームの際を狙ってビス止め。
遮光生地バランスの幅は、ロールスクリーン本体より左右3cm長く製作しています。
光漏れ軽減になるからです。
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見た目も良くなりました

完成です。
しっかり光漏れ対策となりました。
フレームとロール部が隠れて、見た目の意匠性も良くなりました。

遮光生地バランス

同時に、北窓に付いている遮光プレーンシェードにも、同生地で遮光生地バランスを取付するように提案

before(訪問時)

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お部屋にアクセント

こちらは、光漏れ対策というより、統一感を持たせた意匠性のためのものです。
シェード上部にポイントが生まれ、お部屋全体にアクセント効果にもなりました。

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