オパールレースシェードの吊り替え

施工事例紹介

15年前にカーテン一式を納めさせて頂いたお客様。
階段窓に取り付けたオパールレースのシェード(たくしあげカーテン)が、生地の劣化に伴い破れてしまいました。

ここは3階の階段窓。
廻りに遮るものがなく、風と日がしっかり入り込む場所です。

「生地の破片が階段に落ちているのを先日見つけたんです 生地が破れていました」との事。

同じ柄の遮光生地もあって、当時人気のカーテン。
オパールレースが出始めの時期で、デザインや素敵でオシャレ、よくオススメしていました。

画:新築から15年前経ったオパールレースシェード

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・採用した生地は

この生地はもう廃番で、違うオパール生地を探して提案させて頂いた。

「同じような柄を探して・・」でしたが、なかなか似た生地な無く、ダマスク柄(草花モチーフを使って、つながったように繰り返すデザイン)をオススメした。

生地が今までより少々厚く、丈夫なタイプでもあります。

画:ダマスク柄のオパールレースシェードに吊り替え

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・製作に配慮した点

シェードの高さを、今までより30cm程長くしています。
ダマスクの柄が、途中で切れないように長くしたサイズ。

窓に合わせたサイズではなくて、デザインがきれいに見えるサイズで製作することです。

これを「デザインサイズ」と私は呼んでいて、縫製の時に指示するようにしています。

 

画:デザインを優先した生地の範囲 (例)

デザインサイズ1

 

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大きなデザインの場合は、デザインの見え方次第で、印象が変わったります。

 


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