今回ご紹介するのは、ナニック製ウッドブラインドの施工事例です。
事務所北窓(幅3600mm×高さ1350mm)に、ウッドブラインドを新規で取り付けました。
採用いただいた商品は、ナニック製ライトシリーズのカラー064アイアンを2台口で設置しています。
取り付けの様子を中心にお伝えします。
取り付け日時は2024年7月24日午後1時30分からです。
事務所はエレベーターのない3階にあり、搬入は手持ちで行いました。
暑さ対策として空調ベストを着用しています。
事務所の内装はコンクリート打ちっぱなしとなっており、ウッドブラインドを設置する場所は木枠の正面付けしかありませんでした。
木枠の高さ25mmほどです。
ナニック製のウッドブラインドは60mm×60mmの大型L型ブラケットを使用します。
固定するための補助金具を用意して取り付けました。
ブラケットに合うサイズの補助金具をホームセンターで探しました。
ブラケットは補助金具の下穴にナットビスで固定しています。
L型ブラケットは曲がりと戻る力を利用したワンタッチ式のバネ材でできているため、ブラケットが動かずしっかり固定されていないと指定のツメに掛けられません。
今回は、力を加えると木枠自体が多少動いてしまいます。
押す力に加えて、マイナスドライバーをブラケットとヘッドレールの上端の隙間に差し込み、道筋をつけてツメをかけました。
この作業がなかなかうまくいかなくて、メーカーに聞いたら力ずくでやるしかないということでした。
ブラケットに本体を組み付けるのに、一時間ほど要してしまい、久しぶりに手こずりました。
スラット(羽根)の材質は桐無垢材です。国産メーカーが採用しているバスウッド材に比べて軽量で、昇降が楽です。
スラット幅は50mmで、ウッドブラインドとしてスタンダードな幅です。
ナニック製ウッドブラインドは独自に開発したシンプルツー昇降機構を採用しており、安定した操作感や耐久性があります。
ルーバーを閉じたとき、ルーバー同士の隙間が少なく、それなりの遮光性が見込めます。昇降コードを通す穴からの光漏れは少ない方です。
淡色系カラースラットより濃いカラースラットのほうが遮光性が高くなります。
普段のお手入れ方法としては、小型ほうきやハンドモップなどでほこりを落としてください。
窓を開けて風を通す場合は、風の強さに応じてブラインドを上げるか、窓を閉めてください。
商品が風を受けてばたつくと、商品にもサッシ周りにもよくありません。