サンゲツ・新カーテン見本帳発表会、川島織物セルコン・SUMIKOHONDA新作発表会の参加

6月15日(木)サンゲツ・新カーテン見本帳発表会、川島織物セルコン・SUMIKO HONDA新作発表会に参加して来ました。

サンゲツは、本社6階にて新カーテン見本帳「STRINGS」の商品をセミナー形式で50分の説明、2階ショールームにてハンガーサンプル&縫製の展示と、
トレンドセミナーと題した、メゾン&オブジェ2017のトレンド情報報告・サンゲツ商品を用いたコーディネート事例紹介の2本立て。

川島織物セルコンは、名古屋ショールーム(3階セミナールーム)にて、昨年ジャパンテックスにおいてプレ発表した、SUMIKO HONDA新作「桜咲」を、ご本人にによるプレゼンテーションと展示形式でした。

サンゲツ新カーテン見本帳「STRINGS」は、7月25発売
新見本帳「STRINGS」は、現行の「MINE」の後継として登場、「AC」見本帳の販売掛率に統一して、使いやすさを目指す方向。
同じく7月25に「WISH」の後継としてワンプライス設定の「SINPLE ORDER」という新カタログも発売予定。

これでサンゲツのカーテン見本帳は、「STRINGS」「AC」「SINPLE ORDER」と現行の「SOLEIL」「コントラクト」の5冊
今後、コントラクト以外販売掛率を統一していく模様です。

収録内容の印象とポイント
収録点数を「MINE」より減らしたが、それでも他社より多い総合BOOK(786点収録)としての位置づけで、豊富な商品バリエーションは健在。
でも、添付のサンプル生地が小さく(MINEも同じだった)、スタイル性が少ない2倍ヒダの写真を掲載が多く、見て楽しい見本帳では無い。

点数が減った分、海外の一流織物メーカーの商品や、国内外のデザイナーたちによるデザインコレクションを新たに収録したり、
コーディネートできる柄と同色無地のラインアップの充実もあった。

他社の売れているカーテンに似せたデザインも多々収録、トップカンパニーが採用するミート戦略であるが、トレンド性を重視する分野においては、どこまで通用するかはわからない。

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SUMIKO HONDA2017

14:30から開催されたセミナー「本田純子自ら伝える世界 新作プレゼンテーション」に、間に合わなく参加することは出来ませんでした。
でも新作「桜咲き」を含めた展示と、本田さんから説明を頂く事ができました。
SUMIKO HONDAコレクションは、日本の四季を愛でるをテーマに、日本ならではの自然感を繊細なデザインで表現、こだわりの織で追求した川島織物セルコンの最上級シリーズ。

新作の「桜咲き」は、桜の花柄を中心とした細微なデザインでした。
「高密度織りなのに、相反する軽さと透け感を表現しています」とコレクションの方向を述べてくださった。
高い技術を駆使した織設計と織技術には、今回も目を見張るところがありました。

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