今回は、刺繍カーテンの施工事例をご紹介します。
ダイニングの**幅170㎝ × 高さ150㎝**の腰窓に、エレガントでクラシックなテイストのカーテンをお探しとのご要望でした。
これまでウッドレールにプリントカーテンを掛けていた窓に、英国サンダーソン社製の刺繍カーテンを採用しました。
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採用生地:サンダーソン社「ORCHARD TREE 237184」
お客様がショールームで生地をじっくりご検討され、最終的に**サンダーソン社(英国製)の「ORCHARD TREE 237184」**をお選びいただきました。
生地素材:ポリエステル 82% 綿(コットン) 11% 麻(リネン) 7%
デザインの特徴
リズミカルに配置されたベリーの木々が、優雅で洗練された印象を演出
実の部分には円形のステッチを施し、立体的な表情に。コットン糸を使用した刺繍が、カントリー調のやさしい雰囲気を演出
ヒダ率と吊元の仕様
お打ち合わせの中で、ヒダ率と吊元の仕様について話し合いました。
耐久性を考慮し、裏地を追加(西日が強いため)、厚みのある刺繍生地のため、1.5倍ヒダを採用しました。
ヒダをつままない「フラット仕立て」を選択。
裏地には、**ポリエステル製の「マック1」(マナテックス収録)**を採用。
これにより、生地の耐久性を向上させながら、適度なボリューム感をプラスしました。
ベリーの木々のデザインが、窓全体に広がり、美しい仕上がりになりました。
フラット仕立ての注意点:ランナーの数
フラット仕立ては、通常のヒダ付きカーテンに比べてフックの数が多く必要になります。
今回は、1枚につき12個 × 2枚=計24個のフックを使用しました。
既存のランナーでは数が足りず、さらに劣化も見られたため、
新たに24個のランナーを用意し、すべて交換しました。
まとめ:刺繍カーテンで上質なダイニング空間を演出
英国サンダーソン社製「ORCHARD TREE 237184」を採用し、上品な印象に
西日対策として、耐久性のあるポリエステル裏地を追加
フラット仕立てで美しいドレープを演出
既存のランナーを全交換し、スムーズな開閉を実現
「窓辺をエレガントに演出したい!」
「刺繍カーテンでクラシックな雰囲気を取り入れたい!」
そんな方は、ぜひオーダーカーテンのご相談をお待ちしております。