今回ご紹介するのは、ダイニングスペースの吹き抜けに**「天幕カーテン(バトン式)」**を設置した施工事例です。
「冬は寒く、夏はエアコンの効きが悪い。電気代もかかるのでエネルギー効率を上げたい」という切実なご要望をいただき、吹き抜けの開口部(幅123cm×長さ305cm)を塞ぐ天幕カーテンプをご提案しました。
吹き抜け設置の鍵は「下地の確認」
吹き抜けに天幕を設置する場合、開口部に障害物がないことはもちろんですが、大切なのが**「下地の有無」**です。
木造住宅: 多くの場合は横方向の下地や縦の間柱があるため、比較的スムーズに設置可能です。
鉄骨造: 下地が厚い鉄骨の場合、通常のビスが入らないため避ける必要があります。
コンクリート造: コンクリートの強度を慎重に見極めます。築年数や表面の状態から、下穴を開けられるか、亀裂のリスクがないかを判断します。
今回は木造のお家でした。
念入りにセンサーと針式の2種類の道具を使い、最適な下地の位置を特定しました。

天幕カーテン取付用のレール位置を決定するため、下地探しの道具で壁面の構造を確認中

さらに、水平さを出すために「伸縮スケール」を使用して左右の高さを正確に測定します。
特に壁に接した吹き抜けの場合に使用します。

吹き抜けの下から見上げた測定作業の様子。

息を合わせる、高所での精密な取付作業
天幕カーテンの施工で最も神経を使うのが、幕体をレールへの挿入作業です。

壁の内寸ギリギリにレールを設計しているため、遊びがほとんどありません。
スタッフ同士で息を合わせ、一枚一枚慎重にランナーを溝に滑り込ませていきました。
完成:開放感を損なわず、空気の対流を塞ぐ
【全閉の状態】
暖かい空気が2階へ逃げるのを防ぎ、エアコンの効率が劇的に向上します。
使用する天幕の生地は採光拡散タイプのレース、空間の明るさをキープします。
吹き抜け本来の開放感と採光を維持。

【半開の状態】

【開閉の様子】
バトンを使ってスムーズに開閉する天幕カーテン。操作性の高いバトン式のメリット

これで、冬の寒さや夏の冷房効率に悩まされることなく、快適なダイニング空間をお楽しみいただけるようになりました。
■ 施工データ
場所:安城市
商品:天幕カーテンバトン式
幕体:採光拡散レース
サイズ:123㎝×305㎝
納期:約3週間
施工日:2026年2月1日





