カーテンは、吊る大きさ・吊る位置でお部屋の雰囲気は変わります

個室の内装リフォームに伴い、カーテンコーディネートの御用命を頂きました。

半間腰窓が3カ所ある奥様の個室です。
一般的に窓の大きさに合わせてカーテンを吊ることが常識となっていますが、
お部屋の中でどうカーテンを吊るかで、雰囲気は大きく変わります。

そこで窓に合わせたサイズでなく、バランスと雰囲気に合わせてカーテンの吊る大きさと位置を変えました。

個室のカーテン

東側の連窓は、天井から床までのカーテンで仕立てました。
そうする事で、窓は小さくても空間のバランスがとれて、生地の分量が増えゆったりエレガントな雰囲気になりました。
個室カーテンのビフォ
個室カーテンのアフター

南窓は、天井からプチバルーンシェードで仕立てました。
ヒダを少なく取り、程よいウェーブを演出
裾には、パープルのアクリルトリムを施し、同じパープルのタイバックと繋がりを考えました。

カーテンの吊元

吊り元は、つまみヒダをとったものが一般的ですが、窓まわりの演出の中で目に付き気になるところでもあります。

特にレースは、何時も吊っているものだけにヒダが美しく出る仕様が大切です。
今回のご要望がエレガンス表現でしたので、レースの吊り元仕様を、審美性を鑑みダブルギャザー(ギャザーテープを2本使用)を採用、ヒダ率2、5倍です。

コーディネートのポイントは、布の分量を増やして使うと、布の持っているデザインが雰囲気をつくることに繋がります。


 

こちらも半間腰窓が3カ所あるご主人様の個室です。

カスタマイズウッドブラインド

ウッドブラインドを窓に合わせて取り付けました。
窓枠内のスペースが無かったので、壁正面付けです。

個室にウッドブラインド

スラット(羽根)幅35ミリを採用、
スッキリした印象になりました。


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