天窓用アルミブラインドの取り替え事例

今回ご紹介するのは、天窓用アルミブラインドの取替事例となります。

20年前に当店で取り付けた天窓用アルミブラインドですが、昇降不具合になり訪問させて頂きました。

ブラインドの上げ下げがまったく出来ない状態で、電動部も劣化で動きませんでした。

天窓アルミブラインド取付
前回と同じ、「シルキーウィンク天窓・壁掛けコントローラー」を採用して頂き、取替えました。

 

このタイプは、ブラインドの上げ下げはコードで行い、スラットの角度調整は壁掛コントローラーで操作します。

構造は、両側に通った平行コードでブラインドを傾斜させ、右下から伸びる操作コードでブラインドの昇降。

壁掛コントローラー(電池内蔵)からの給電でモーターを回転させ、スラットの角度調整を行います。

 

納まり図と発注指示

 

現調サイズから、2点の標準外の設定をしています。

操作コードの下限を床から1,100㎜の長さにしました。

お孫さんが良く来るとの事で、6歳児のあご下までの長さ1030㎜以上(JIS A 4811)の基準に基づき、操作コードの全長を割出し2000㎜で注文しました。

壁掛コントローラーのコードが標準では足りないので、延長コード(6m)を追加しました。

 

写真は、追加する延長コード(6m)が長すぎるので、現場でコードを短くしたとこです。

シルキーウィンク天窓結線

 

結線した所はレール内に入れました。

コードの長さを現場の状態に合わせたので、余りがなくすっきりした納まりとなりました。

この一手間が見た目にも大切です。

シルキーウィンク天窓結線

 

採用のスラットは、T2514(遮熱・マットベージュ)

遮熱でマット塗装なので、特殊な塗装効果により日射熱を反射し、スラット表面で太陽光を拡散させます。

既存品よりぎらつきが少なくなりました。

 

シルキーウィンク天窓取付

 

シルキーウィンク天窓取付

 

シルキーウィンク天窓取付

ブラインドの上げ下げは、操作コードの2本の内1本を下へ引くと、ブラインド本体が上がり、他の1本を下へ引くと下がります。

 

 

操作コードは、窓上に付いたシェードに干渉しないよう、フックに掛けておきます。

シルキーウィンク天窓操作コードとコードプリ―

 

スラットの角度調整を、壁掛コントローラーのスイッチ(ボタン)で操作。

上のボタンでスラットの凹面が室内側に向きます。

下のボタンでその逆の動きをします。

シルキーウィンク天窓壁掛コントローラー

 

真夏の天窓は、サウナ状態です。
空調服を着ての作業でしたので、何とか乗り切りました。

2人で作業して、所要時間2時間程で完了しました。

 

 

当店は、採寸・取付・アフターまで自社で対応させて頂いております。
細かな提案や、きれいで確実な施工には自信をもって行っています。