今回ご紹介するのは、**「内窓(二重窓)の設置」**に伴い、カーテンレールの移動とシェードの2重吊りを実現した施工事例です。
最近は省エネ意識の高まりや補助金制度の後押しもあり、内窓を設置されるお宅が非常に増えています。
しかし、そこで問題になるのが**「カーテンの干渉」**です。
12年前にシェードを納入させていただいたお客様より、「内窓を付けることになったので、今のシェードをうまく活用して付け直してほしい」とご相談をいただきました。
課題:内窓設置でレースカーテンのスペースがなくなる
通常、窓枠内のスペースにレースカーテンを収めている場合、内窓を設置するとそのスペースが埋まってしまいます。
今回は、既存のシェードを活かしつつ、レースカーテンも併用できる「2重吊り」への変更をご提案しました。
■ Before(12年前納入時)
ウィリアム・モリス 「いちご泥棒」のシェード

解決策:マルチブラケットを使用した「正面付け2重吊り」
元のレース用レールは内窓と干渉して寸法が合わなくなるため、今回はレールを新調。壁面からレースとシェードを同時に吊る「正面付け」の手法をとりました。
ここで活躍するのが、**TOSO(トーソー)製の「マルチブラケット金具 2重吊り用」**です。
■ After(施工後:壁面から二重吊りの様子)

使用した「マルチブラケット金具 2重吊り用」はこちら。

レールとシェードブラケットをこのように付けます。

幸い、内窓が窓枠から部屋側へ飛び出しておらず、窓枠上の壁面にはしっかりとした下地(木部)があったため、強度を保って取り付けることができました。
取付の手順とプロのこだわり
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マルチブラケットにカーテンレール下穴にナットで固定。
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ブラケットを壁面にビス止め。
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シェードのブラケットをナットで固定。
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最後にシェード本体を装着して完了です。


仕上がりの工夫ポイント
レール幅は、シェード幅よりわずかに控えめに設置しています。
これは、シェードの横からレースが覗かないようにするための工夫です。

■ 食器棚との干渉について
二重吊りにすることで、シェードが今までより室内側へ張り出しました。
結果として、食器棚と干渉する可能性がありましたが、
「後で食器棚を5cmほど移動させます」
とのことで確認済みです。

■ 実使用での状況
シェードの上げ下げ時に、レースと軽く触れ合う場面はありますが、
触れ合う程度で使用上は気にならないとのご感想をいただきました。
■ 施工まとめ
内窓がある環境でも、
これまでのシェードやレースを活かした窓装飾は十分可能です。
現場の条件に合わせて最適な納まりと操作性を考えたご提案を行っています。
■ 施工データ
場所:豊明市
商品:カーテンレール+シェード 二重吊り仕様
使用金具:トーソー製 マルチブラケット(二重吊り)
納期:約2週間
施工日:2026年2月3日





