玄関小窓

大型連休の5月5日は、お店は閉めていますが採寸に行ってきました。

2階の和室のレースカーテンが破れてしまい、そのお仕事です。

この窓は、6年前に納めさせて頂き、オーダー履歴で採寸に行かなくても良かったのですが、玄関の小窓の提案を頂きたいということで訪問となりました。

先ず、2階和室は、日当たりが大変良い窓で、窓を開け風をよく通されます。
そして、ここから洗濯物の取り入れるそうで、見ると、窓中央の左側部分が、縦に15センチ程破れていました。

「手で開閉時に強く持ったのと、もしかしたら洗濯物を取り入れる時に引っ掛けたのでは」と推測を兼ねて述べたら、
「そう!そうだと思う」とお客様の反応。

破れた所以外は、まだ生地はしっかりしているので、洗濯物を取り入れる時に引っ掛けたのかもしれません。

今度は、丈夫なレースにしようとなるケースが多いですが、カーテンは雰囲気で選ぶというお客様です。
来店時に選んだ2候補を試着して、せっかくだからと織り表情豊かな透け感あるタイプを選択されました。

「カーテンを吊り替えて、今までとは違う雰囲気を楽しみたい」
こういう価値観を優先した選び方で、本来のインテリアの楽しみ方だと思います。 

取付後の感想が楽しみです!

さて、
玄関の小窓こそ、雰囲気を変えたいご要望を頂いています。

生地とスタイルをどうするか、いろいろ提案して、先に生地を選んで頂きました。
スタイルの話になり、簡単なスケッチで説明をさせて頂くと、それで!と了解を頂き、細部仕様はお任せを頂いた。

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オパールレースに、L字のバイアスを付けてみようと思う。
スタイルは、クロスオーバー(三分の一クロス)で。
いままでは、小花刺繍のカフェカーテンがさりげなく付いていたので、装飾性はグッとアップして見栄えははるかに良くなる。

オパール生地の柔らかさや、フワッとした軽快感、クラシックエレガントな柄もお気に入り頂いています。
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帰り際に、胃の検査の話になり、少々感動した。
前号ニュースレターの「初胃カメラ」記事を読んで頂いたみたいで、「私も初めて胃カメラを飲んで検査したんです」というのです。

胃カメラは大変だと聞いていて躊躇してたのですが、あの記事で動機付けになり、検査を決心、結果も何事もなくも、スッキリしました。
「ありがとうございました」と感謝されました。

自分事で、他人の動機付けになっていたなんて、思いもよらなかったですが、それを聞いて嬉しくなった出来事でした。


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