ロールスクリーンの透過度ランク各生地の見直し

インテリアメカメーカーの1つであるトーソーが、

2019年12月から発売となったロールスクリーンの見本帳で、スクリーン生地の透過度ランクの見直しをしました。

ロールスクリーンの透過度ランクとは

生地の透過度ランクとは、生地を下ろしたときの室内・室外から見たときの透け方や遮光を確認する目安として、

遮光・プライベート・ミディアム・シースルーの4つをランクに分類しています。

透過度ランク

トーソーwebカタログ(透過度ランクページ)へ

ご購入の際に、昼間・夜間の、室内から室外の見方や室外から室内の見え方を知る上で、参考としています。

特にこんなときのご要望判断に

  • 日中の部屋は光を取り入れたいけど、室外からの視線が気になる!
  • お部屋の暗さにこだわりたい!

のご要望の判断には大切です。

見直したのは

今回見直したのは、プライベートランクとミディアムランクの各生地の再評価です。

プライベートランクの生地は、昼夜を問わず室外・室内からの視線を遮る、透過度

ミディアムランクの生地は、昼夜において、室外・室内にあるものの形が、ぼんやりとわかる、透過度

見直しの経緯

従来は、機械(照度計)の測定数値で、透け具合としてランク分けをしていたのですが、

実際使用した印象として、プライベートランクでも思ったより透けるね!ミディアムランクでも逆に透けないね!
といったエンドユーザーからの声が、メーカーへも色々あがってきた。

クレームまでもいかないにしても、そのことを踏まえ、
見た目の見え方を優先して、透過度ランクの各生地の見直しに至ったという事です。

見直しの仕方として、
実際に、モデルルームに各生地を取り付けて、透け具合を見た目の見え方で再評価した。

例えば、ルノプレーンと言う生地

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チャコール色(赤い下線)は、プライベートランクからミディアムランクへ変わりました。

次に、ペールブルーやセージブルーなどの淡い色(紺の下線)では、
ミディアムランクからプライベートランクへ変わりました。

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要約すると、

  •  濃い色は、見た目の見え方として、他の色に比べて室内の様子が見える(透ける)
  •  淡い色やは、見え方として逆に見えにくい(透けにくい)

網戸を想像していただければわかると思いますが、黒い網戸は白い網戸より透過性が良くなるのと同じ原理です。

そもそも織り密度の高い生地では、その限りではありませんが。

見た目の見え方でランク分けをした方が、
消費者目線として、理に叶ったもとなるのでしょうから、今回の見直しは正しい取り組みです。

前述の、
日中の部屋は光を取り入れたいけど、室外からの視線が気になるするご要望は、

「プライベート」ランクの「白系か淡い色」のスクリーン生地がオススメです。

日中は程よく室内が明るく、日中を問わず室外からの視線を遮る事ができます。

購入の際の判断として、ご参考になさってください。

 

 

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