今回ご紹介するのは、ハウスメーカー戸建てにお住いのお客様から、リビングにある縦スリット3窓のご相談を受け、ウッドシャッターを納入した事例紹介です。
ウッドシャッターとは、無垢の木材を使用して精緻に組み上げられ、耐久性の高さを兼ね備えた、「高級可動ルーバー建具」とも呼ばれています。
欧米の邸宅やリゾートホテルの窓辺に設えてある、美しい木製ウィンドウインテリア商品です。
設置できる個所は、掃き出し窓・腰高窓・小窓・コーナー窓等あらゆる窓に対応しています。
特殊形状の窓や窓以外のドア仕様も製作が可能となっています。
ノーマン製を採用頂きました。
ウッドシャッターでは、世界シェア1位となっています。
納入事例
設置場所:リビングの縦スリット窓
サイズ:幅288×高2350㎜ 3カ所
タイプ:全面開き戸パネル2枚 フレーム:ハングストリップ
リビング北側設置前
リビング東側設置前
リビング北側設置後
リビング東側設置後
ウッドシャッターは、カスタマイズオプションが約10項目有り、設置する窓の形状、使い方、雰囲気に合わせて、選んで頂きます。
今回は縦スリットのはめ殺し窓で、パネルの開閉は全くしない模様です。
パネルを支持するフレームは、全3種類あり、ハングストリップを採用。
このフレームは、窓枠内に納まり、外に露出しないタイプ
他のフレームは窓枠内に露出するので、パネルがその分小さくなってしまいます。
今回のように幅の狭い縦スリット窓は、ルーバー幅が小さくならない、このハングストリップが適しています。
パネルは上下に分割し2枚にしています。
パネル1枚で製作も可能ですが、配送がチャーター便扱いで高コストになってしまいます。
分割の方が使い勝手も良いので、上下2分割としています。
上部パネルのルーバーの開閉は、中央で分かれての操作可能。
ルーバーの開閉は、1枚のルーバーを動かすと連動して他のすべてのルーバーも動く仕組みを採用(イージー・チルトシステム)
コード類や金具を存在しないので美観も損ないません。
ルーバーのカラーは、オスモカラー・スタインカラー・ペイントカラーの全67色を用意
オリジナルカラー(別注色)もあります。
今回は桐の木目を残す浸透性ステインカラー、スマトラ色を採用頂きました。
重ね塗り6 回で色と光沢を長年保つ、こだわりのカラー仕上げとなっています。
窓枠とかなり近いカラーとなり、お客様は大満足でした。
ルーバーの幅は、47㎜から114㎜までの5種類あり、76㎜を採用頂いています。
ここからは取付の紹介です。
お馴染みのウッドブラインドは吊り物商品と言われ、それとは仕組みが違います。
取付は、四辺のフレームを指示通りしっかり固定する作業が必要となります。
フレームやパネルを現場でカットや削る事は基本しませんので、採寸及び発注指示の慎重さが必要です。
施工とアフターはもちろん自社で動きます。
事例を重ねていて、ノウハウや情報も蓄積しています。
今回、幅285㎜の狭い窓でしたので、電動ドライバーの入るスペースが足りません。
角や狭い場所に重宝するL型アダプタービットが活躍しました。
機能面に関する紹介をします。
ルーバーの自在な角度調整で、採光調整はこまめに出来ます。さらに、通風性・高遮音・遮熱性もあります。
窓際に立ったお客様が、「暖かい」とおっしゃっていました。
今までは、縦スリット窓の提案は、ロールやハニカムのスクリーン一択でしたが、
快適機能が凝縮され、窓枠にきれいに納まり、お部屋もグレードアップする、
このウッドシャッターもおススメの商品となります。
ウッドシャッターは、PRを始めて1年半が経ちました。
施工事例を納めたユーチューブの視聴回数が、現在上位をキープしています。
店内には実物サンプルを展示してあります。
ご覧頂く事や、開閉操作もして頂くことも出来ます。
まだ日本では馴染みのないインテリア商品ですが、今後もPRと提案を重ねていこうと思います。