今回は、ウッドシャッターの事例と取付手順の紹介です。
ウッドシャッターは、人気インテリア系ユーチューバーさんの実際付けた使用感を動画で紹介、これが受けているようです。
欧米の邸宅やリゾートホテルの窓に付いている、高級な可動式ルーバー建具のことで、窓辺を素敵に演出してくれる憧れのアイテムです。
日本ではまだ馴染みのない商品ですが、今後もっと注目されていくと思います。
当店内には窓に付けたウッドシャッターが3台展示してあり、雰囲気や開閉の仕方、各仕様を確認頂けます。
ここから今事例の紹介
ダイニングの腰高窓(1116㎜×898㎜)に、ノーマン製ウッドシャッターを取付ました。
開き戸タイプ、フレームが表に出ないハングストリップ仕様を採用しています。
ルーバー色は、65色の中からパール色(ペイントカラー)を選択、根強い人気のホワイト系です。
ルーバー幅63㎜
1枚のルーバーを回転させると他のルーバーも連動して回転するイージーチルトシステム。
すべて標準価格内の仕様で選んでくださいました。
ハングストリップ式の取付手順もご紹介させて頂きます。
➀部材の確認
➁フレームを取付
高さ方向:枠内より上下3㎜づつのゆとりを持ってフレーム位置を決めます。
ゆとりを上下均等にするため、3㎜の厚紙を入れて行います。
前後方向:枠より27㎜奥に入った位置にフレームを決めます。
曲尺でマークしておきます。
➂パネルの取付
パネルを合わせ、ヒンジピンで固定します。
➃上下フレームの取付
➄パネルの水平調整
開閉して窓枠と干渉しないか確認します。
今回右パネルの下部と窓枠が干渉していました。
ヒンジが左右に調整できます。
今回は右方向にずらして、調整を行いました。
パネルを開閉します。
左側パネルから開きます。
標準は右側パネルから開きますが、サッシのクレセント錠が左側にありましたので、左側パネルを上に配置しました。
左パネルを一枚開ければ、錠に手をかける事ができます。
標準の右側パネルを上に配置しますと、2枚開けなければなりません。
窓枠と干渉で、パネルの調整に少々時間を要しました。
取付所要時間は2人で2時間程。
窓辺を素敵に演出してくれ、お客様も喜んでくださいました。