今回ご紹介するのは、ウッドシャッターを使った施工事例です。
施工場所は、住まわれて約1年が経過したマンションの西側窓。
西日が強く差し込むため、断熱対策とインテリア性の両立を目的にウッドシャッターを採用いただきました。
ウッドシャッターを選んだ理由
ウッドシャッターは、一般的なウッドブラインドと違い4方をしっかり固定するため、窓を開けて風を入れてもルーバーがバタつきません。
この点もお客様からは大変好評です。
ご提案と現地打ち合わせ
ウッドシャッターにはいくつかの取り付け方法がありますが、店内と現地での説明をおこないます。
提案には多少経験値が要ります。
今回は窓枠の正面(目付部分)にLフレームタイプで取り付けを行いました。
フレームが室内側に少し出っ張るため、事前にご説明しましたが、お客様からは「気にならない程度で安心した」とのお声をいただきました。
また、高さ200cm以上の大きな窓では、一枚パネルだとチャーター便扱いになってしまうため、上下2分割のパネル構成で施工しました。
さらに、窓枠に段差があったため、調整材を用意してフラットな状態にしてから設置。仕上がりの美しさにもこだわっています。
施工の流れ
Lフレームの組み立て
四隅をホフマンキーで固定し、広いスペースを確保して作業を進めました。
ビス打ち(下穴加工)
フレームをしっかり固定するため、下穴を開けてからビス止め。
パネルの吊り込みと調整
パネルを設置後、隙間や干渉がないか確認し、必要に応じて微調整を行いました。
施工後のお部屋の様子
お客様との会話の中で、**「下部のルーバーを閉じ、上部のルーバーで光や風を調整する」**という使い方が多くなりそうとのことでした。
実際に夕方16時半ごろに撮影したところ、西日をしっかり遮断し、遮光性・断熱性をしっかり発揮していました。
また、ルーバー角度の調整によって、自然光を取り入れながらもプライバシーを守ることができます。
施工データ
場所:愛知県刈谷市
商品:ウッドシャッター(開き戸ダブルハング・窓枠外付け・シルクホワイト・ルーバー63mm)
サイズ:幅680×高さ1905mm × 2カ所
納期:約1か月
施工日:2025年9月17日