プレーンシェードの製作不可生地と柄合わせ

プレーンシェードの劣化に伴い、吊り替えを行いました。

新築時(12年前)に付けた、LDのダブルシェード、
そのレース側の、生地のところどころが破れてきていました。

それと、コード式の昇降ストッパーの効きが悪く、止まらなくなっていました。

日がさんさんと当たる南向き窓なので、
熱と紫外線の影響を相当うけていた印象です。

12年なら十分もった方だと思われます。

ダブルシェード
夜になるとシャッターを閉めるので、厚地のシェードは、
ほとんど下ろさない使い方をしていました。

今回、レース生地のみのシングル付けで、
操作性に富み故障も少ないドラム式をおススメしました。

「少し柄(装飾性)のある生地にしようかしら」となり、
店内サンプルから、ストライプのレースをお選び頂きました。

このレースは、シワ加工が施してある、生地の表面が凹凸したもの

シワ加工の生地は、伸びやすいので寸法の乱れが生じやすいです。

シェードは、サイズの正確さが見栄えにあらわれる商品で、
この生地メーカー(サンゲツ)では、製作不可の生地でもあります。

「この生地が気に入っちゃいました」となりまして、
当店の縫製なら製作は可能ですが、
正確なサイズはできないことを了承いただき、採用となりました。

プレーンシェードシワ加工

SC3776(サンゲツ)

窓は、
幅2700×高2360㎜と幅1800×高2360㎜の2窓、

幅2700の窓は、シェードを2台口で製作しています。

プレーンシェードシワ加工

柄のあるシェードを隣り合って付ける場合は、柄につながりが無いと、気になるケースがあります。

ストライプの間隔が同じになるように、柄合わせをして、2台が繋ったように仕立てています。

プレーンシェードシワ加工

シワ加工を施したレース生地なので、
織の表情が豊かで、
ドレープ性や風合いも高くなりました。

今までの無地レースに比べて、ストライプがお部屋に加わり、
高さが強調さて、窓が大きく見えました。

プレーンシェードシワ加工

プレーンシェードシワ加工