マンションLDのカーテンコディネート、1.5倍ヒダ裏地付はおススメ

今回ご紹介するのは、マンションLDのカーテンコーディネート事例です。

掃き出し2窓と腰高1窓あり、特に腰高窓からの西日が気になるロケーションでした。

 

適度なレースの遮蔽感と、腰窓の日差し対策のご要望を頂きました。

ショールーム(フジエテキスタイル)へもご案内して再来店され、FA6606・NA(STORY収録)、FA1227・NA(STORY収録)を採用頂きました。

ドレープは糸色のミックス感が特長の無地。
レースはリネンライクな遮熱ミラー広幅タイプ。

織と風合いにこだわるナチュラルテイストにまとめています。

 

掃き出し窓、幅1700×高2100と幅2900×高2100の横並び2窓です。
ドレープとレース共に、片開に仕立てました。



レースは、接ぎの無いシームレス仕様、2倍ひだ使い。

スパン糸を多用してリネンライクに仕上げたレースで、裏面がミラー糸で光沢があり、適度な遮蔽感もあります。
意匠性と機能性を兼ね備えたよく出来たレースです。

裾はショートヘムを採用。ヒダがきれいに出るように、形状安定加工を施してあります。

 

ドレープは1.5倍ヒダ。

 

裏地(サテン生地)を付けました。FA2430・NL

形態安定加工を施しています。

裏地付きカーテンは、装飾性(ウェーブ性や束ねた時のボリュームアップ)、断熱性、耐久性の向上に繋がります。

1.5倍ヒダに裏地を付けると、貧弱にならず適度なボリューム感が生まれ、おススメです。

 

 

カーテンを束ねるタイバックは、コードタイプのダークグレー色。グレース5(マナテックス収録)

空間にアクセントを加えています。

 

 

 

腰高窓からの日差し対策に、ハニカムスクリーンを採用。

遮光生地とレースのツインタイプ、明るさと日差しの調整が自由に行えます。

遮光のセル幅45㎜ダブルの生地を採用しているので、強い西日もしっかりカット出来ます。


 

 

スクリーンを開閉して、サーモカメラで窓の温度差を測定してみると

(7月16日午前10時50分)

窓の温度差は3.7度でした。

日が差し込んでいない午前中に測定したので、温度差(効果)は少なかったと思います。

 
お客様によると、午後からの強い西日でじりじりと暑く、近寄れなかったとの事。
「付けて頂いて助かりました」とおっしゃって頂きました。