タッセルはどちらから束ねるのか

当店では、カーテンの取付を、メーカーや外部の職人さんに依頼するのではなく、自前で行っています。

取り付け作業中、完了後に、

いろいろな質問に答えたり、

また、
操作の仕方や、注意事項の説明をさせて頂いています。

多くの質問は、

「洗濯はどれくらいの頻度がベストですか」
「故障した時はどうすればいいですか」

など、メンテに関すること

他の窓のことで、
「この窓(暑い・寒い・使い勝手悪い)どうしたらいいか」
などの相談も頂きます。

 

当店からは、
操作の仕方や注意事項として、

「開閉する時は、ゆっくりと操作しましょう。風の強い時は窓を閉めましょう」

「(紐のあるメカ商品)ループ状のコードは思わぬ事故につながりますので、クリップで束ねて対策しましょう」

などの説明をさせて頂いています。

 

本日は、取り付け作業中に、
「タッセル」の束ね方に関する質問をされました。

タッセルを、

先ず、窓側から房掛け金具に掛けて

タッセル

外側に回して

タッセル

壁側から房掛け金具に掛けて、

カーテンを束ねていたら

タッセル

お客様が一連の作業を見ていて、

「逆をやっていました! タッセルは窓側から外に束ねるのですね?!」と言われました。

私は、
「この方が、カーテンを閉めるときには、外からサッとタッセルをはずしやすいから」とお答えしましたが、

これは、
どちらでもイイと思います。

逆の、外側から掛け、窓側に回す方は、

束ねる時に、タッセルを回しやすいように思います。

 

それより

タッセル自体の事で、

上下と表裏があることもお伝えしました。

タッセル

上下は、
直線になっている方が上で、少しカーブしていている方が下で、舟形になっています。

表裏は、
生地を触って、フラットなのが表面で、ごわっとした縫い代がある方が裏面です。

タッセル

「これを普段から意識してやると、きれいに束ねられます」とお伝えしてきました。