今年初め、新築時にカーテン一式を納めさせて頂いたお客様
入居当初から、冬のリビング階段からの冷気が気になっていた模様。
現調すると、冬は階段開口から暖気が上階に逃げ、冷気がリビングに降りてきます、何とかしたいなと話してくださいました。
来冬に備えて、階段開口を塞ぐ対策をしました。
開口を塞ぐのに、先ずはロールスクリーンやハニカムスクリーン設置案がありますが、
開口に手摺や階段が干渉しているため、塞ぐ際に融通性のあるカーテンを選択しました。
またカーテンは、装飾的要素がグンと広がります。
お気に入りのカーテンとこだわり仕様を採用して、既存インテリアとの調和も図りました。
リビング階段 カーテン設置前
採用のカーテン・仕様・レール
瀬戸内デニム:11オンス/アイボリー
吊元仕様:ハトメ/アンティーク/内径40㎜
レール:モノ16正面付/ブラック
瀬戸内デニム:11オンス/アイボリーは、リビング掃き出し窓採用グレーの色違い。
壁と類似色で調和させたいご要望で、この色を採用しました。
今回こだわっって頂いたのは、吊元のハトメ仕様。
ハトメ(内径40㎜)を細めのポール(16㎜)に通して吊りました。
ハトメ色×レール色の組み合わは、
お客様と楽しみながら行い、
ハトメ:アンティーク×レール:ブラック
となりました。
ハトメはアンティーク色採用で、アイボリー生地に乗ってクッキリ目立ちました。
レールのブラックは、掃き出し窓採用と内装材に多用されていた色なので採用。
カーテン丈は、床に擦るようにタッチィングさせました。(綿100%の場合、床に約5㎝擦る長さ採用)
タッチィングの目的は、
・冷気の流れ込みを防ぐ防寒目的
・デニム生地の伸縮性を考慮
・裾も含めてのスタイリング
お客様からも大変喜ばれています。
カーテンを寄せた状態
なるべく階段の上り下りに邪魔にならないように、開口にかからないように、レール位置(ブラケットの位置)を考慮しています。
ハトメは無地カーテンに、ポイントを与えおしゃれさを増してくれます。
取り付け後、お客様とタッチングの長さについて、盛り上がりました。
機能と装飾を兼ね備えた、
リビング階段の寒さ対策カーテンの事例紹介でした。