今回ご紹介するのは、キッズレンタル衣装&撮影の新店舗様に付けたカーテンの事例です
先ず3m高の間仕切りカーテンには、ウェーブスタイルカーテンを取り付けました。
ウェーブスタイルカーテンとは、吊り元がフラット(ヒダ山が無い)で、開け閉めしても均一なウェーブが作れるカーテンです。
シンプルでスタイリッシュな印象になり、おススメのスタイルとなります。
ステージ用の綿ベルベット生地(防炎)で採用いただきました。爽やかなブルーです。
※ベルベット生地とは、パイル(毛足)のある織物。
高級感あるインテリア演出に欠かせなく、細かいパイルによるボリュームとぬめり感のあるテクスチャーが特徴となる。
裾や耳の表面に縫い目が目立たないように、すくい縫いで仕上げ、パイル目を下方向に向けた順目で縫製しています。
ネクスティレールは、天井に直付けで取り付け済みでした。
ウェーブスタイルを作るには、ピッチキープコードをレールに仕込む方法と、ウェーブスタイル対応の芯地で仕立てる方法になります。
ネクスティレールに、ピッチキープコードを仕込む対応は、現在ありません。
ウェーブスタイル対応の芯地は、数社のメーカー縫製限定で、採用生地では出来ませんでした。
なんとかウェーブスタイルができないものかと考え、ピッチキープコードの代用品を探してみました。
バーチカルブラインド(ニチベイ)のスペーサーコードを、ネクスティのランナーにはめ込み、代用できると発見。
はめ込み方にコツを要しますが、難しくはありません。
コードは生地上部に位置してきれいに収まり、カーテンを開け閉めしても均一なウェーブが作れます。
ウェーブスタイルは、ウェーブの山谷が深く、数が少なくなります。
シンプルでスタイリッシュな印象になります。
ここからは、バックヤードや試着室の間仕切りカーテンの事例紹介です。
綿ベルベット生地(防炎)とポリエステルベルベット生地(防炎)を採用しています。
こちらの間仕切りカーテンは、ヒダ山を作って仕立てています。
ヒダ山仕立ては、ウェーブスタイルよりヒダ山の数が多く(ウェーブが細かく多い)なります。
エクストラシングルブラケットを正面付して、カーテンは外に向けてAフックで吊りました。
シングルブラケットより、レールと壁にスペースが空き、壁にヒダ山が当る事なく、スムーズに開閉できます。
カーテンを寄せた時は、Aフックなのでコンパクトに収まります。
今回納入したのは、アトリエ花みち様の新店舗アトリエ花みちlittle様です。
自社アトリエで製作したキッズ衣装をレンタル&撮影する専用店舗。
柳ケ瀬グラッスル35(岐阜市)2階に、2023年5月27日オープンです。