体育館の暗幕カーテンとレースの吊り替え工事を行いました。
昨年、吊り替えを行った体育館で、今回は残りの北側5窓分の吊り替えです。
昨年の事例は⇓
体育館の暗幕カーテン吊り替え工事
工事は、昨年の経験があるので気持ち的に余裕がありましたが、作業量や危険リスクは同じなので、緊張感を持って行いました。
昨年同様、舞台設備屋さんと共に行っています。
この案件は、キャットウォークが狭く柵なし(メンテナンス用)なので、脚立だけでの吊り替え工事は危険で行えません。
よって高所足場をカスタマイズして作業を行った、工事となっています。
足場の搬入と組み立ては、それなりの作業量を要しています。
ここは3階なので、エレベーターを使って足場を上げています。
養生を、体育館までの通路の床とエレベーター周りにしっかり施しました。
搬入作業は、重い部材や長尺モノもあるので、5人で連携して、
建物・設備へ傷を与えないように細心の注意をはかって行いました。
養生の良し悪しが、作業性や出来栄えにも影響すると思っているので、養生はこだわります。
カスタマイズした足場は、スチール製タワー3段に、作業用の足場を持出す形で追加しています。
作業をしてもビクつかないように、長い単管を追加してクランプでジョイントして支えています。安全面は確認済みです。
何せ足場は重く、移動に3人がかりで壁に当たらないように注意が必要となりました。
カーテンの吊り替えと同時に今回も、
・不備ランナーの交換
・紐の張り具合の調整
・テンションプーリー金具の調整
・交差位置の調整
を行っています。
暗幕カーテンの両側は、窓枠にタッカーで打ち付けて、遮光性を上げています。
打ち付けを確実にするため、木枠を追加して行いました。
作業人数:6名
作業時間:8時間(搬入搬出含む)
今回は、窓枠に木枠を追加する作業が時間を要してしまいました。
吊り替え工事を完了した、体育館北側の全景となります。