アコーディオンカーテンの製作幅に余裕を

アコーデオンカーテンの取り替えをしました。

アコーデオンカーテンとは、
楽器のアコーデオン(蛇腹状)のように伸び縮みして、左右に開閉する扉。
両面が塩ビレザーで施されています。

 

現地採寸・打合せは、
概算費用(商品代+取付費)をご了承頂けると、伺わせて頂きます。

訪問すると、既存のアコーデオンカーテンは、レザーが剥がれていました。
開閉もうまくできない状態でした。

アコーデオンカーテン
タチカワ製の旧型アコーデオンカーテンで、同型の製品は廃番で現在ありませんでした。
アコーデオンカーテン

レザーが今回のように剥がれたのは、

「レザーは、気温が低くなると開閉が重たくなる」とメーカー特記が示すように、冬場ではレザーは固くなります。

かなり長く使用されていて、開閉頻度が多い事も手伝って、本体から剥がれたと考えられます。

 

この状態を少しでもならない方法をご紹介します。

製作幅を大きくすることです。

メーカーの注文方法では、開口と同寸となっていますが、幅を10㎝位大きく注文します。

ヒダが1個多くなり、アコーディオンを閉じてもヒダ山は高い状態のままです。

レザーが引っ張られなくなり、レザー剥がれ防止に役立ちます。

アコーデオンカーテン

開閉してみると、たいへんスムーズです。

デメリットとしては、たたみ代が少々大きくなることです。

アコーデオンカーテン

マトリックス価格表の幅欄内で、レールは開口寸法を指示して、発注しています。

ご参考になさって下さい。

 

最近は、アコーデオンカーテンを目立って取り上げていないせいか、
どこで売っているのか、ご存じない方もいらっしゃるようです。

我々のようなカーテン専門店で取り扱っています。
お近くの専門店で、ご相談できます。